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パドックⅢ カスタマイズ計画 ブログ

サイドスタンド戻し忘れ防止装置製作

2025-06-20
  ①サイドスタンド跳ね上げ装置
      ②構成部品
  ③サイドスタンドラバー突出し
 ④サイドスタンドラバー接地状態
 SR用「メイン(の無い)ハーネスセット」を製作した際に、「サイドスタンドスイッチ回路」を省略したため、「戻し忘れ防止装置」を作ることをお伝えしていましたが、実際に製作してみました。

 今回製作したのは「ホンダ式」です。まだ、電気的にエンジンを止める回路を採用する以前(´80年代初旬)に、ホンダさんが構造的に跳ね上げさせる方式を考案されていました。
 サイドスタンドの先端付近に、スタンドより「先端の突き出たラバー」を取付け、戻し忘れて走行していても、左にバイクを傾けた際に、スタンドが接地する前にラバーが路面に当たって、サイドスタンドを跳ね上げる物です。※スポーツモデルから次々と採用されていましたが、スボーツモデルは電気式に移行していったものの、現在でもスーパーカブ(50/110)には引き継がれています。

 製作に当たっては、サイドスタンドラバーとカラー(ボルト1本固定)は、ホンダ純正部品を使用しましたが、サイドスタンドバーへの取付部分はホンダさんとは少し変更しました。

 ホンダ純正では、ラバー取付部を「袋状」に板材を組んで(格納状態)本体に溶接されていますが、今作ではL型断面(片側面の保持)のベース部分(高張力鋼)だけを本体に溶接しています。ラバーの押さえ(下端は湾曲)と一方の側面保持のための「逆L型」のカバー(純チタン2種1mm厚板材))をラバーと共締めして、ベース部とで挟む構成にしました。※チタン材を使用したのは、軽量な上、塗装が要らない(錆びない)メリットと共に、ひそかな満足感があるからです。

 また、ホンダ純正はサイドスタンドバーの前側にラバーを取付けられているのを変更して、「後側」に取付けました。確実さでは前付けですが、スタンドの格納状態で車体のバンク角に影響(斜め下向きとなり路面に近い)するためです。

 実際に試してみましたが、一般路の交差点左折程度の走行ならば、スタンド本体は接地することなく跳ね上がっていました。ほとんど路面に当たった感触も感じられないほどで、役に立ちそうです。

※サイドスタンドラバー取付部を袋状にはしませんでしたが、この取付部にはゴムの反発力しか掛からないため、それほど高い強度は必要ないと考え、より簡単に製作出来る方法を考案しました。 

※後付けにしたことと、ラバーの突き出し量を少な目(変形を抑制する目的)にしたため、あまりにも速くバイクを傾けるような場面では、スタンドが一瞬は接地するかもしれません。走り出し直後は抑え目(当たり前?)にする方が無難です。
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