イベント実施報告
10月22日(火)岡山国際サーキットにて、パドックⅢ走行会を開催しました。
当日は早朝は薄曇りで、岡山県(県北地域)名物の濃霧は無いものの、午後に向かって天候はくずれていく予報が出ていました。多少不安を感じながらも、少なくとも午前中は降雨は無さそうで、期待は高まりました。続々と受付に来られる参加者の皆様の表情も明るいものでした。
走行枠を3枠(午前2/午後1)としたことと、全体の時間割りが若干早まったことから、午前8時の受付開始と早めているものの、皆さん遅れることなく受付していただきました。
8:45からの開会式&ライダーズミーティングでは、MCシケイン新設によって誤解しやすいコースイン時の導入路走行・合流ついて特に注意を促したり、降雨が始まった際の対処(レッドクロスフラッグや中断=赤旗のタイミング)について説明を受けました。
そして、9:45より1枠目の走行開始となりました。例年通りに3周の慣熟走行を行い、サーキット初走行の方を含めて久しぶりのサーキットに馴染んでいただいて、その後はいよいよフリー走行に突入しました。
薄曇りとはいえ10月後半にしては気温は高目で20℃程度と、走行には程良い気温と路面温度で、たいへん走りやすい条件でした。2枠目が始まった頃から、いくらか雲が濃くなってきてはいましたが、まだまだ雨が降り出す様子はありませんでした。
昼食時間を挟んで、最後の3枠目を迎えました。この頃になるとずいぶんと雲は厚くなっていて、いつ雨が降り出すか心配されるようになっていました。走行準備をしている皆さんの間でも、なんとかもってくれれば良いねといった会話が聞こえていました。期待をしつつ走行を開始しましたが、10分ほど経過すると、コースの一部分でポツポツと雨が降り始めました。降り始めはしたものの、その後数周にわたってはその勢いは強くはならず、またコース全周には至らなかったため、走行を続けながら様子をうかがう方がほとんどでした。一度は雨が止みそうにもなりましが、再度少しずつ強まったところでピットに帰る方が増えました。時間終了までは完全なウェットにはならない程度でしたので、慣れた方は練習がてら時間いっぱいを使っていらっしゃいました。
最後は少し水を差された形(文字通り)にはなりましたが、1日を通してどなたの転倒も無く無事に全走行を終えました。
閉会式にて、恒例の抽選会とジャンケン大会で盛り上がりました。最後に全員(すでに帰路についた方もありましたが)で、記念撮影をし、来年の再会をお願いして「2024岡山国際サーキット走行会」を終了しました。
※閉会式の間には雨は本降りとなっていて、なんとか3枠をほぼ良好なコンディションで終えることが出来たのも、皆さんの幸運のおかげと感謝しました。