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パドックⅢ カスタマイズ計画 ブログ

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続・SRエキゾーストパイプ

2022-07-11
 5月に入ってようやくSRでシーズンインして以来、エンジン温度(シリンダー/油温)管理に留意しつつも、エンジンパフォーマンスも気にかかっていました。
 補修のためとは言え、作り直した「エキゾーストパイプ」により、少しは変化があるものか多少期待しつつ慎重に確認をしていました。

 初回に走り始めた時に、燃調セッティングにそれほど「ズレ」は無いのが確認できました。基本的な仕様はほぼ変わらないため、やはり大きな特性変化は無さそうでした。以前のブログに書いたように、5月は 寒い(10°台)時もあれば暖かい(20°台後半)時もありました。その暖かくなった時に、スロットルレスポンスに若干鈍さを感じたため、帰店後、低~中開度に影響するジェットニードルを替えてセッティング変更をしておきました。

 その後、暖かい日に乗ることが出来た頃には、ずいぶんと体がなじんだこともあり、しっかりと乗り込んでみました。その結果、大きくはないものの、確実に全域でパフォーマンスアップしていることが体感出来ました。
 低回転域では、これまで使ったことのない1800rpm速・40km弱)でもギクシャクすることなく走れるようになり、そこからスロットルを開けてもしっかり加速します。特に中回転域トルクが上乗せされていて、コーナーの立ち上がり加速が良くなっていたのが、うれしい効果でした。

 結果として、排気の「流れ」を良くすることが、いかに重要か体感することになりました。もともと、エキゾーストパイプ内の断面積変化の少ない排気効率の良さを狙った「輪切り溶接」工法ですが、ようやくそのメリットを実現出来たのだと思います。Z1-Rのエキゾーストマフラー製作にあたり、それまでの経験から導き出した製作工程が、間違いではなかったと確信できました。

 ただうれしい結果を得られた反面、リヤショックアブソーバーの減衰力不足が問題となってきました。以前から気になっていたものの、コーナー進入から加速が良くなってきて、より高負荷が掛かるようになってきたため、時には危険な動きになるようになってしまいました。そろそろ純正(ZXR400流用)の限界かなと痛感しました。次を考えようと思います。
 
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