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カスタマイズ

カスタマイズについて

 パドックⅢでは、豊富なレース活動で得た経験を元に、その知識と技術を傾注して、お客様のご要望に最適なカスタマイズとなるように取り組んでいます。
 また、走行性能に限らず、安全性能や環境性能・保安基準などを含めた取組みで、安心してお乗りいただけるバイク作りを目指しています。

パドックⅢ カスタマイズ計画 ブログ

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試行錯誤Ⅰ

2015-07-25
 ポジション関係仕上げにかかりました。本来はシート(レース用)の実物を確認してからステップの製作に取り掛かるところを、写真で判断して先に製作してしまっていたので(どちらのシートでも使えると判断して)、まずはFRPシートとのマッチングの確認です。
 
 オーダーしていたKTM純正オプションのFRPシートが入荷した際に、カラーリングをどうするか思案していたのですが、今後サーキットに持ち込むので、やはりチームカラーにしたいと思い、とりあえずシートだけでもペイントしておきました。(ゲルコート仕上げなので)取付けてみると座面の高さ5mm程度高くなり形状もフラットに近くなっています。特にシート後半部のサイドの張り出しが大きく、ハングオンスタイルでのライディングに適した物で、製作したステップとのマッチングが良くなりました。
 
 ただ、タンクカバーの形状が悪く、外脚でのホールドがしにくいので、後端部に固めのウレタンでパットを付けてみました(ごく簡単な物ですが)。全体の長さは変えず立ち上りがきつくなるようにしています。ホールド性はずいぶん良くなりましたが、脚への当たりがきつく少し痛いので、きちんとした物を作るか、どこかのメーカーから発売されるのを待ってみようかと思案しています。(発売されなければ作るしかないかな?)
 
 シートはこちらの方が断然良いので、公道でも使用できるようにナンバーやランプ類のホルダーを製作しました。テールランプはライセンス灯兼用にして、できるだけシンプルなものにしたのですが、テールランプの角度やウィンカーの視認性など少し無理があり、お客様からご要望があった際には設計を修正したものを作るようにします。シートと合わせてかなりの軽量化にもなりましたし、オールインワンタイプなので脱着も簡単です。
 
 これで、かなりライディングに集中できるようになったので、今後はマシンの性能に関わる部分に手を入れていこうと思います。

ポジション変更Ⅱ

2015-07-11
 お客様のマシンの方もポジション(同じくステップ&ハンドル)変更が出来ました。
 
 事前にポジション合わせをしていただいた感触と私のマシンで感じた点を反映した結果、 ステップバーの高さ1cm低くハンドルバーの垂れ角を10度から8度へ設定変更しました。(垂れ角を変えたのはカウリングとの干渉を少しでも減らす為でしたが、あまり干渉度は変わりませんでした。)
 
 ステップホルダーは、元のタンデムステップ取付部に取り付ける事でシンプルな構成にしました。ステップバーの位置を割り出した際にこちらの方が近いのが判っていたので、ホルダーが少しでも小さく出来る事とピボットプレートを作らなくて良い事 から、この方法を提案していました。ピボットプレートとしては、ノーマルのステップホルダーをカットして使用する必要がありますが、あまり見かけないデザインになり(好みは分かれるでしょうが)、オーナーさんには気に入っていただけるでしょうか?
 
 ちなみに、ステアリング切れ角は小さくなっていますが、ハンドルロックをできるように加工して、街乗り時や車検に対応させています。
 
※ステップの説明は後ほどワンオフパーツのページで紹介いたします。 
 

ポジション変更(ステップ&ハンドル)

2015-07-06
 とりあえず自分のマシンの方からポジション変更ができました。現代的な高いシート高や全体のデザインとは裏腹にネイキッドバイクのようなライディングポジションを、ロードレーサーとして使えるポジションに設定しました。
 
 ステップKITはオプション(KTM POWERPARTS)でも販売されていましたが、ステップ位置がとても合いそうにないので製作してみました。座面から位置を割り出していますのでノーマルとの正確な比較はしていませんが、BACK 4~5cm・UP 12~13cm位でしょうか。(興味のある方は写真を比べてみて下さい)かなり極端に思われるでしょうが、あくまでサーキット走行を主眼にしたらこのくらいになると思います。もちろん自分のライディングスタイルの好みも入ってますが、座面が山型のノーマルシートだと少し高過ぎ、もう1cm下げたほうが良いかなと思っています。フラットな座面のFRPシートだとどうなるか、また確認します。
 
 ハンドルはトップブリッジに直付けだったのを取付部を切除して、トップブリッジ下クリップオンタイプ(バトルファクトリー製・たれ角=10度)を取り付けました。ハンドルストッパーを加工してかなりステアリング切れ角は小さくなってます。カウルにも干渉したので少し加工が必要でしたが、これでポジションは良くなりました。 (ロードレーサーとして)
 
 もう1台のオーナーさんにも跨っていただきポジション合わせを済ませたので、ひきつづき、そちらに着手していきます。この度の製作中に別のアイディアが浮かんだので違う形にする予定です。
 
 ちなみに外装系では必要のないスモールライト(特徴的なデザインなのですが)を外してカウルを少しカットしています。

KTM RC390 購入しました。

2015-06-24

 GP250クラスのレースが無くなって以来、走りたいカテゴリーが見当たらず(軽量コンパクトなマシンが好きなので)たまにサーキットを走行するくらいになっていました。以前、2stマシンでのレースができなくなったら、シングルレース(スーパーモノ)にしようと考えていた時もあり、手頃なマシンを探していました。
 
 また、当店の走行会をきっかけにサーキットをもう少し楽しみたいと言われる方が有り、サーキット入門用に適したマシンを模索していたところ、KTMよりRC390が発売されるとの情報を得て二人(2台)で購入してサーキットを走ろうと話が合い予約していました。
 当店はKTMの契約は無いので、島根県サイドBさん(出雲市)にお世話になりました。去る5月2日に登録を終えた車両2台を引き取りに行き、晴れて納車いただきました。
 
 なんとか、慣らし運転を終わらせ、お披露目です。
 
 今後、サーキット走行も見据えたカスタマイズをしていきますので、随時、紹介していきたいと思います。(当面は公道使用兼用です。)
 
※写真はタンデムステップとアンダーカウルを外しています。(レースではオイルトレーが必要)
 とりあえず、ポジション系から何とかしなければと考えています。
 
 
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