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パドックⅢ カスタマイズ計画 ブログ

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デジタルメーター&アナログメーター

2020-09-08
1.Z1-Rコックピット
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 車両の種々の運転状態を、運転中に確認することが出来るようにするのが、メーターです。近年の車両では液晶ディスプレイデジタルメーターとなり、一つのパネルの中で各種の情報が数字やセグメントで表示されるようになりました。一目で分かり易いものもあれば、かえって分かり難い(アナログに比べて)ものがあったり、集中しすぎて判別できなかったりします。(特に私をはじめ老眼気味の人には)
 
 当店でアナログメーター時代の車両にメーター関連のカスタマイズをする際にも、デジタルメーターを積極的に取り入れています。速度計/水温・油温計など数字表記のデジタルメーターをお勧めしています。当初、一つのボディに複数の項目を表示するマルチタイプのものが多くありましたが、表示が小さくなって見難くくなってしまうので、運転中に確認したい項目別にある程度離して配置する方が、視認性を上げられるようです。近年、コンパクトなケースにシングル表示のものが発売されたので、組み合わせや配置の工夫をすることで、見易すくしつつオリジナリティを表現出来るカスタマイズにもなると思います。
 私的な感覚ではありますが、やはりタコメーター(回転計)は針の動きで表示される、アナログタイプのメーターが好ましいと思っています。
 
 この度、Z1-Rは壊れてしまったヨシムラ製マルチテンプメーターの修理でしたが、ディトナ製コンパクトテンプメーターをチョイスして交換しました。同時に、充電状態の確認を随時出来るように、同タイプのコンパクトボルトメーターを装着することになりました。ヨシムラ製メーターに比べかなりコンパクトなため、メーターパネルはそのまま使用して、二つ段違いに貼り付けが可能となっています。
 
 デイトナ製コンパクトメーターは双方とも車両から電源供給されるタイプのものなので、配線はまとめて加工して出来るだけシンプルな配線・接続となるようにしています。ボルトメーターは電源とは別に電圧測定用配線があり、どの箇所の電圧を拾うかで接続場所を加工して接続することになっています。今回の場合、バッテリーへの充電状態を管理する目的なので、本来であればバッテリー✙端子に直接接続するのですが、端子直接接続はリスクが高くトラブル(ショート)対策が必須となる為、あえて電源線と同地点(ライトケース内)に接続するようにしました。当然、電圧降下があるので、あらかじめ運転状態のバッテリー端子電圧とメーター表示値を測定しておいて、その差を前提に管理していきます。
 
 この車両では、永井電子製電気式タコメーターのアナログ系/アクティブ製スピードモニターのデジタル系とそれぞれの利点を活かすように考えて配置をしています。タコメーターの位置に対し、デジタルメーターがより近く(手前)になるようにメーターパネルを設置してあります。相乗効果で各メーターが広がり過ぎない配置とすることが出来ています。
 
 画像3は、ウィンカーの点滅速度調整用にライトケース内で使用していたダミーバルブです。近年LEDウィンカーが増加したおかげで、消費電流に影響されないウィンカーリレーが発売されていたので、この度、リレーを交換してダミーバルブを取り除くことが出来ました。(ケース内が煩雑となったため)
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