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カスタマイズ事例

ゼファー1100
  • FCRキャブレター
  • アルミ鍛造ホイール&リヤショックアブソーバー
  • スイングアーム加工
  • BEET 4-2-1エキゾースト

 FCRキャブレター換装を行い、エンジンフィーリングを大きく変化させてカスタマイズ度をアップさせたゼファー1100です。
 
 カスタマイズ計画で紹介したように、ご購入間もない頃に、定番のエキゾーストマフラー交換からハンドル交換/ホイール換装とカスタマイズを施されました。カスタムバイクに魅力を感じる人の多くが愛車の魅力度をアップさせることから始まり、自分(体格など)や自分の望むライディングフィールに合わないところの補正的なカスタマイズに進まれます。この車両のお客様も、マフラーとハンドルを交換して、まずは満足されていました。他にRZ250も所有されているため、どっしりとしたゼファー1100のハンドリングで普通に走れれば良いと思われていましたが、そのあまりの重く鈍いハンドリンクに馴染めなく満足出来なくなり、ホイール換装へと進まれました。
 
 ロードレースなどのモーターススポーツで磨かれたラジアルタイヤですが、現代では素直な特性を併せ持っています。安心のグリップ力と安定性も得られ、気持ち良く走れるようになったと満足して乗っていただいていました。この変化を体感されたことでカスタマイズの魅力を深められ、次の構想も練られていたそうです。少しブランクがありましたが、復帰と共にキャブレター換装へと進まれました。
 
 決して気負う事無く、楽しく気持ちよく走れるバイク作りが、一貫したテーマです。
 
カスタマイズ仕様
エンジン関連
 ●エンジン本体=ノーマル
 ●吸気系=JB-FCR39キャブレター+ラムエアフィルター
 ●排気系=BEET製ナサートマフラー(4-2-1)
車体関連
 ●ホイール=ゲイルスピード製アルミ鍛造ホイール
         フロント=3.50-17
           リヤ=5.50-17
 ●リヤショックアブソーバー=ヨシムラ-KYB(車高アジャスター無し)
 ●スイングアーム=リヤショックマウント部加工(リヤ車高アップ)
   ※段階調整式=マウントブラケットをボルト締結式としてスペーサー厚調整 
 ●フロントフォーク=オイル粘度変更による減衰力調整
ポジション関連
 ●ワークスクォリティ製ローシート
 ●ステップ=純正
  ※上記シートとの相性良く(前後位置)極端なスポーツライディングに特化させたくない為  
 ●ロータイプハンドル
その他
 ●ワンオフ製作オイルキャッチタンク(小物入れ付)
  ※ブローバイガス還元対応
 ●アクティブ製ハイスロットルKIT=TYPE-3
 ●プロト製フロントフォークスタビライザー
 
 17インチホイール+ワイドラジアルタイヤの組み合わせは、先に紹介したゼファー(徳永様所有)と同じですが、目指すハンドリンクは異なります。それぞれ狙うハンドリングの特性からディメンション(キャスター角など)を設定し、サスペンションの調整とともに仕上げてあります。こちらの車両では、ゼファーにスポーティな特性を加えることで、結果的にナチュラルな乗り味に仕上げられました。セッティング作業を終えたFCRキャブレターを加えて、オールラウンドに使えながらゼファーのポテンシャルをより引き出して楽しめるようになったと思います。またまた次のプランを練られたりするでしょうか❓
 
※この車両のディメンションは、ぎりぎりステアリングダンパーを必要としない設定となっていますが、17インチラジアルタイヤはキックバック(路面からの反力)を受けてフロントが振られやすいので、ホイール換装の際にはステアリングダンパーの装着についても検討する必要があります。
 
  
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