カスタマイズ テスト報告
SR軽量クランクシャフト
SR軽量クランクシャフト(500ベース) 2015年4月
2015年2月に軽量加工&リビルトを施し、エンジン組立をして4月より走行テストをいたしました。
FCRキャブレターのセッティングを施した結果(中間域の燃調にかなり影響が出ています)、エンジンのレスポンスは格段に良くなり、スロットル開け始めのトルクの立ち上りが速くなって、実質的な加速も良くなっていました。
心配していた慣性力の減少による、低回転での不安定さや低速トルクの不足は、さほど影響無く、(有効トルク 2500rpm~)振動はかえって弱くなったぐらいでした。
加速時のダダダッという歯切れの良い鼓動感が増していて、加速とレスポンスの良さと相まって、たいへん面白く楽しいエンジンになりました。
今回の軽量加工は、クランクウェブの内、フライホイールの役割をする部分を削り落とす目的で、形状や切削量を設定しています。