ワンオフパーツ作品集
メーターパネル
ケース型にした物は紹介していましたが、シンプルな板材だけのメーターパネルを紹介します。
社外品のタコメーターやスピードメーターに変更する場合に、付属品や汎用品のステー類では取付方法が限らてしまい、思ったように配置できなかったりします。また、統一感の無いレイアウトになり、決して見やすくなくなってしまうことも有ります。そこで各メーターやインジケーターのレイアウトを考慮したメーターパネルを、ワンオフ製作しています。
画像は、当店のSRです。純正メーターから電気式タコメーター(純正は機械式)に換装した際に一度製作していたのですが、その後スピードメーターを再変更(速度誤差が大きく即変更)したり、デジタルメーターを追加していたので、この度、まとまったレイアウトにしておこうと、製作し直しました。
スピードメーターとタコメーターは同じディトナ製とは言えシリーズ違いのもので、高さの違いがあるものの、コンパクトに左右対称に配置しています。これらのメーターはラバーマウントです。手前にデジタルテンプメーターとボルトメーターをパネル上に貼り付けました。〔※これらはメインスイッチがハンドルロック対応で、中央からずらしているため若干非対称〕 前作では、LEDバルブをパネルに埋め込んでいたインジケーターは、小型のケースタイプ(こちらもディトナ製)になったものを、トップブリッジに取付けました。
貼り付けのためのスペースをある程度確保すれば、メインとなるメーターの取付方法とレイアウトを決めて切り出せば良いので、比較的に製作は簡単に出来ます。メインとなるメーター以外の応用は可能なので、そのままでも多少のレイアウト変更ができます。完全に作り替えるとしてもコストはさほど大きくないので、メーター関連のカスタマイズの際にとても役立つワンオフ製作です。
●材質=アルミA2017S(ジュラルミン)
●板厚=3mm
