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パドックⅢ カスタマイズ計画 ブログ

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続・エンジンシュラウド・SR

2022-09-10
 お盆休み前になんとか「エンジンシュラウド」のテストが出来たのですが、早速「」を加えることになりました。

 そのテストですが、先にエンジンシュラウド無し防風シュラウドは装着)でのテストした結果は、シリンダー温度=93℃/油温=101℃(晴れ・現地の気温3032℃位・ワインディング路30分程度走行後)でした。昨年の最暑期に、油温100101℃でしたので、ほぼ同じ程度の油温だったことから、「防風シュラウド」の効果が確認できました。
 油温の「暖まりを速める」効果とともに、ある程度上昇してから(65℃前後)はシリンダーへの冷却効果で、油温の上昇も「抑える」効果が発揮されるようになるようです。ただ、かねてからの推測通り、シリンダー温度は90を超えていました。

 次の「エンジンシュラウド」のテストもあまり日を開けることなく、ほぼ同じ気象条件で行うことが出来ました。市内では猛暑日になりそうな天候で、暖気運転を終えて走り出す時点で、シリンダー温度は70℃(油温40℃)になっていました。
 走り始めた市内走行(60km/h以下で約3km)では前回テストと「変化」は見られずにシリンダー温度はどんどん上昇して、83℃まで上がっていましたが、そこから自動車道に乗って速度を上げていく(80km/h位)と、シリンダー温度が下がり出し、約2km76℃-7℃まで落ちました。エンジンシュラウド無し(防風シュラウド装着)でもこの区間で3℃位は下げていましたが、それよりも温度を下げていて、とりあえず冷却効果が上がっていることが確認出来ました。
 目標であるワインディング路での効果にも期待が高まりましたが、実際のワインディング路走行の結果、シリンダー温度=94℃/油温=101℃となり、エンジンシュラウド無しとほぼ同様の温度まで上がってしまいました。
 この結果から、高速度域(60km/h以上)では冷却効果が上がるものの、低速コーナー主体のワインディング路では十分な効果を得られない(足らない)ようでした。

 そこで次のを加えることにしました。手を加えた点は、主に、より多くの走行風を取り込むように、先端の導入部分を延長してみることにしました。加えて、左側のシリンダーに沿う面が短めだと思われたので、前後に延長させて作り直すにことにしました。手持ちの材料(アルミ7N012mm厚板材)が乏しかったため、今回は必要最小限の材料で行いました。

 右側は、現状の先端に約40mm分(上下は同寸)付け足しました。左側は、シリンダーに沿う面を新たに製作した上で、導入部分も延長した物を製作する予定でしたが、材料が足らなかったため、導入部分には元のシュラウドを使える部分をカットして再利用することにしました。※先端付近に穴が個あいていますが、グロメット挿入用の穴が残っているためで、空力的な意味はありません。

 実に間に合わせのようになりましたが、実際に暑い時期のテストに間に合えば良いのですが。※改修自体は8月下旬には終わっていますが、前テストと同じような気象条件にはなかなか恵まれずにいます。
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